作詞 堀口 大学 | 作曲 團 伊玖磨


青空めざすあこがれに
高き立山天そそり
若きわれ等を訓さずや
気は清らかに大なれと
理想は遠く求めよと


志貴野が原や古府の里
歴史由々しき国原に
馨る命をいま享けて
われ等はここに人となる
国守る明日の柱ぞと


二上山を近く見て
庄川水の澄むところ
古城ゆかしき高岡に
つどふ高校一千の
自重の誓ひ知るや君


伝統ひさし道ながし
かざす桜の旗のもと
ここに学びし先進の
真理の聖火慕ひつつ
希望に燃えてわれ等行く


作歌 相馬 御風 | 作曲 岡野 貞一 | 授与 田村 喜作


白露黄金の玉と散る
志貴野が原の朝風に
凛たる士気の胸張りて
太刀の高嶺を仰ぐ時
玲瓏として曇りなき
心を常に保たばや


あらしを凌ぎ雪に堪へ
年経ていよゝ緑濃く
伸びてし止まぬ若松の
雄々しき姿望む時
吾もと勇む勇心と
希望を常に抱かばや